返答の内容を変えてみた【認知症介護日記】
毎日のように、
「今日、何曜日かいな?」
「今日、何日かいな?」
と1日に最低でも5回〜10回以上は聞かれる、
こっちが仕事で作業中だろうとお構いなし、
「今日は、○曜日だよ」
「今日は、●日だね」
と律儀に返答し続けるのも、疲れてきます。
だからと言って無視するわけにもいかない、
だから最近は、【クイズ形式】にして返答するようにしました。
祖母「今日何曜日かいな?」
私「今日は、●曜日の次の日だよ」
祖母「今日何日かいな?」
私「今日は、○○日の次の日だよ」
と言うようにしてにしてみました。
気をつけるべき注意点
・ノーヒントでだすのは避ける(「今日は何曜日でしょう?」とだけ聞いて答えを強要しない)
・病気が進んだら引き際を見極める
(認知症が進行すると「日曜日の次」というヒント自体が理解できなくなるから)
・「さっき言ったでしょ」はNG
このクイズ形式なら、今後、祖母の認知能力がどのくらい落ちているかお互いに確認することができるからです。
もし、このクイズに答えられなくなってきたら、見当識障害(けんとうしきしょうがい)が進んでるサインになります。
見当識とは、
自分が置かれてる、「時間」「場所」「人間関係」を正しく認識する能力
もし祖母がクイズで曜日や日付「日曜日の次は月曜日」というような、社会的なルールや時間の連続性の”概念”を答えられなければ、それらを理解・維持する能力が低下していることになります。
祖母が答えられなくなったら、それはサボっているわけでも、私の伝え方が悪いわけでもありません。
「脳の病気のせいで、本当にその機能が使えなくなってしまった状態」なのです。
答えられなくなった段階に入ったら、クイズ形式は完全に卒業しましょう❗
⭕聞かれたら直ぐに答える
「今日は○月○日、○曜日だよ〜」と、質問にかぶせるくらいの明るさとスピードで、サラッと答えを教えてあげる
⭕間違いを訂正しない
もし祖母が「今日は日曜日だね」と間違えて言っても、「違うよ、火曜日だよ」と否定せず、「そうだね、日曜日のようにのんびり過ごそうね」と、その場の祖母の世界観に合わせてあげる方が本人の脳も心も安定します。
もし、予定のある日だった場合は、それとなく誘導します。
【認知症の方の間違いをストレートに否定すること】は避けたほうが良いからです。
理由は、否定すると「怒り」や「拒絶」に繋がるから
例を上げると
祖母が
「今日は日曜日(=予定がない日)」と思い込んでいる時に、
「違うよ、今日は木曜日だからデイサービスの日だよ!」と正論で否定してしまうと、脳は以下のように反応してしまうのです。
祖母本人の脳内の事実:
「今日は日曜日(絶対に正しいと思っている)」
相手に言われたことを下記のように解釈:
「お前は間違っている。今すぐ準備して出かけろ」
このように受け止めてしまうため、
自尊心が傷つき、
「騙されている!」
「行きたくない!」
と頑なになってしまう原因になります。
感情の脳(嫌だ、怖い、腹が立つ)は最期までしっかり残るため、理由なき怒りだけが残ってしまいます。
なので、単に「そうだね」と話を合わせるだけでなく、「否定はしないけれど、予定に向けて自然に誘導する」という工夫が必要になります。
例
①まずは一度受け止める(共感)
祖母の「今日は日曜日(休み)だね」に対して、まずは否定せず乗っかります。
例:否定せず
「そうだね、日曜日の朝みたいに気持ちよく晴れてるね」と共感する
ポイント:間違いを認めるのではなく、「祖母がそう感じていること」に一度同意します。
② 「特別な理由」を付け足す(理由づけ)
おばあちゃんの世界観を壊さないまま、今日出かける理由を自然に差し込みます。
セリフ例:
「日曜日みたいでのんびりしたいところなんだけど、今日は特別に〇〇(デイサービス、病院など)の日なんだって。カレンダーに書いてあったよ」
ポイント:「あなたが間違っている」ではなく、
\ 我が家で大活躍中の見やすいカレンダー /
Amazonで商品を見る「カレンダーにそう書いてある(=第三者のせいにする)」という形をとると、おばあちゃんもプライドを傷つけずに納得しやすくなります。
③ 次のアクションへ意識をそらす(誘導)
日付の正しさにこだわらせず、今すぐやるべき「次の行動」にパッと話題を切り替えます。
セリフ例:
「迎えの車が来る前に、温かいお茶飲んじゃおうか」
「お気に入りの上着を着ていこうね」
ポイント:人間は2つのことを同時に考えにくいため、次の行動に意識が向くと、日付の勘違いを忘れてスムーズに動いてくれることが多いです。
このように、自分で調べて対策していくのも大切ですね。
この対応も難しくなり、精神的に限界が来る前に、かかりつけのお医者さんや市役所など行政に頼って下さい。
私は軽度の内にかかりつけ医に相談して、デイサービス等の行政の福祉を活用しています。↓↓
↑ご参考にどうぞ、デイサービスに通うまでの経緯を書いたものになります。
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